音楽をやっていると随所で耳にする ”グルーブ感”
さて、グルーブとはなんぞや??
一緒に考えて行きましょう!Let's groove!!(笑)
(ウィキってみました。)
グルーヴ(groove)とは音楽用語のひとつ。形容詞はグルーヴィー(groovy)。ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。語源はレコード盤の針溝を指す言葉で、波、うねりの感じからジャズ、レゲエ、ソウルなどブラックミュージックの音楽・演奏を表現する言葉に転じた言葉である。
現在は、素晴らしい演奏を表す言葉の1つとして、ポピュラー音楽全般で用いられる。
グルーヴを構成する要素としてはリズムやテンポ、シンコペーション、アーティキュレーションなどが挙げられ、主にリズム体(ベース、ドラムス、パーカッションなど)を対象とした概念である(例:グルーヴィーなドラミングなど)。
「ノリ」(乗り)を表す言葉である。
ジャンルによって感じるグルーヴは様々で、グルーヴ感の会得は、演奏者にとって必要不可欠な要素のひとつである。
音楽理論でリズムの基礎を学ぶ際
4/4拍子の場合は、一小節全てを占める音符を全音符
その半分が二分音符
その半分が四分音符
といったように数学的に割り切れるものを拍子と考える。
多くのポピュラー音楽の4/4拍子の楽曲では、2拍目と4拍目にスネアドラムによってアクセントがおかれることが一般的だが、例えばこの際、曲調や演奏時のノリによってスネアドラムの2、4拍目のアクセントが数学的なその位置よりも微かに前や後に置かれる事がある。
どの程度先走るか、遅らせるかは楽曲により、ジャンルにより、ミュージシャンにより、またその場の状況によって違ってくる。
遅れ方が大きいほど、ミュージシャンの間では「重い」などと表現する。
演奏家同士がアンサンブルを行う際は、お互いにこのズレを読み合ってバンドとしての「ノリ」を作り出すのである。
この2、4拍目のスネアの微妙な位置というのも、グルーヴと言う漠然とした概念の構成要素のごく一部に過ぎない。
打点のズレ、時間差だけでなく、等差でも、刻んだリズムのどこにアクセントを置くか、音の大小の違いでも、グルーヴは生まれる。
このように、数学だけでは割り切れないリズムの要素、リズムの感覚全体を指して 【 グルーヴ 】 と呼ぶ。
日本におけるグルーヴの研究には、Kawase and Eguchi (2010)や河瀬他(2001)、河瀬他(2003)の例がある。
彼らの論文は、グルーヴの概念の総括と、グルーヴの定量的測定を、聴取実験と演奏実験を通して行っている。以下の4点が彼らの研究の主な結果である。
1. 用語としてのグルーヴは、2000年頃から広く使われ始めた。
2. 日本におけるグルーヴの概念や語義を、アンケートや先行研究を元に探った。その結果、体の動きやテンポ、低音の強調、一体感などと関係していた。
3. 音楽聴取の実験を通じて、グルーヴがどのような感覚と近いか調べた。その結果、関係が深かったのは「ノリ」や「一体感」、「心が弾む」「テンポが速い」「体でリズムを感じられる」などであった。
4. ドラム演奏の実験では、楽譜からの数ミリ秒程度のずれと特定のテンポによって、グルーヴが感じられるとされた。なお、近年はグルーヴ研究が国際誌を中心に盛んに行われている。
と、言うことみたいですね。
掻い摘んで言うとリズム隊と呼ばれる楽器、ドラムやベースがこのグルーブ感を出すには重要度が高いようです。譜面にはないちょっとした拍子のズレがグルーブ感を出すキーと言うこと。
ドラマーにとって最も大切なのはグルーヴ=聴いた人の身体が思わず動き出してしまうような、心地良いリズムを作り出す事。それがバンド全体でうねりの様な高揚感となっていくものなんでしょうね。
ただ、掻い摘んで言うことでもないと私は思っています。ここではあくまでザックリ書いてみましたが。。
研究チームがあるほどですから。まだ解明は出来ていないんでしょうね。
グルーブ感を味わうならこのドラマーを聴いてみてくださいね。
スティーブ・ジョーダン
バーナード・パーディー
ジェイムス・ギャドソン
正直、この3人の演奏を聴けば”グルーヴ”を理解することができます。/MdMTMWidget01
なぜなら、彼らの演奏を”グルーヴのあるもの”と認識されてきましたし/MdMTMWidget01
グルーヴの代名詞として扱われてきたからです/MdMTMWidget01
そして今現在もなお、”グルーヴ”を求めるドラマーのお手本となっているのです。
と、言うことでした。
『ノリ』は お客さんからではなく演奏者から作りだして行かなければいけないですね。